蘇州・訪問記【2】

蘇州・訪問記【2】
ちょっと寒山寺のこと知ってみませんか?
場所は、上海から車で2時間の蘇州市にあり、昔は三国志の呉の国の首都であった。
呉の国は、日本の呉服の名前にもなっていることは、あまり知られていない。

寒山寺は、梁代天監年間(紀元502~519年)に創建された当初、”妙利普名塔院”(みょうりふみょうとういん)と名づけられた。その後、唐の貞観年間(627~649年)に寒山と言う僧侶が住むようになったことから寒山寺と呼ばれるようになったと伝えられている。
張継の《楓橋夜泊》の詩は中国のみならず日本の漢詩の教科書にもでてくなど、あまりに有名。
また、さらに有名なのは、この詩のように鐘の音を聴こうとする除夜の鐘の発祥地とされていることである。

古くより書の道を究める高僧が、寺の繁栄をささえ、先代の性空先生、そして現在の管長である秋爽先生の書も有名である。

われわれ浜松・舘山寺のお店もこぞって先生に書をお願いして、店内の掛け軸や表札に掲げている。


こんな書の世界にふれてみて、なにも心得のない自分達も、一から書道をはじめて、まちおこししてみたいと感銘をうけて帰ってきました。


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この記事へのコメント
僕は、大学4年のとき、つまり22年前、卒業旅行でバックパッカーで蘇州を訪れました。まだ、今ほどの開発は進んでなく、水都としての風情が印象に残ってます。観光客が行かないような町をずっとぶらぶらと歩き、3日ほどいました。寒山寺まで行きはバス、帰りはバスに乗る小銭(小札というか)がなく、1時間くらい歩いて駅まで行ったのを覚えてます。また、行きたい町です。
Posted by tetta at 2007年02月14日 22:16
tettaさん、お久しぶりです。
22年前とは、おそらくとっても変わっていると思いますよ。
古い町並みには、おしゃれなカフェ、バーやアジアンレストランもあるようだし、なにせ600万人以上の巨大都市ですから・・・。
また海外もご一緒できるとよいですね~。
Posted by いなばだいすけ at 2007年02月14日 22:41
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