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天竜と名がつくが、先に紹介した天竜壬生ホールとはかなり離れた場所にある。
天竜川沿いの河川敷にある天竜川緑地公園。
天竜川は、諏訪湖から遠州灘にそぞぐ南北に長い川であり、昔は天竜の山々から切り出された材木がこの川を使って運ばれ、この緑地公園のある河口一体は材木問屋がにぎわった町であった。
冬場の寒い撮影に人影は疎らであったが、この公園も週末には凧をあげたり、スポーツを楽しんだり、音楽のまちである浜松では吹奏楽の練習場所にもなっているらしい。
今回の映画で個人的にお勧めな光景のひとつが、この河川敷のシーン。
冬の枯れ色の芝と空の空間のバランス、土手の使い方・・・。
監督やカメラマンのセンスや技術に脱帽といった感じです。
浜松の人なら小さい頃から何度かは見たことがあるこの光景。遠くの架橋をみれば近くの人はすぐにここだと分かるでしょう。
それがスクリーンを通して観ると、普段忘れていたかにも感じられるほど、素敵な場所として綺麗に映し出されているのです。
さあ、みなさんも映画の中のお気に入りシーンを見つけてくださいね。