渥美半島観光振興協議会
先週のことですが、田原市役所様よりお声掛けいただきまして、今年で4年目となる渥美半島観光振興協議会さんの総会の席にお邪魔いたしました。
これまでの浜松・浜名湖の観光振興の現状や、我々の考える地域振興やまちづくりの想いについて、お話しをする機会をいただきました。
田原市がある渥美半島は、人口6万人程度、トヨタの田原工場のほかには、花や青果などの農産物の生産にめぐまれており、これからの季節は、メロンやイチゴ、そして有名となった菜の花も観光資源のひとつです。
浜松方面からの観光客は、立地的にもかなり多いらしく、先日までの浜名湖立体花博にも市長自らの号令で出展されており、これからも相互交流や連携もしていかなければならないエリアのひとつです。
この講演では、これまでの観光振興の考え方から、今後の観光地のグランドデザイン、観光地経営計画という概念をまとめ、浜松・浜名湖の現状とこれからの理想もふくめて、整理してみました。
観光は民間がやるもの、地域振興と観光政策とのバランス、行政のあり方・・解決できそうで取り組んでいない課題や、先の見えない深刻な問題などなど・・・いろいろなものをまとめて、地域の観光地のあり方とそれに向けた具体的なプランニングが必要な時代になってきていることを、あらためて実感しています。
ほかの地域の課題や現状を聞いて、これまでの10年間の軌跡やこれからの方向性を再確認して、これからのために、今やらなければならないこと、これをしっかりと地域で共有して、まちづくりや地域活性につなげていきたいものです。
田原市のみなさま、ありがとうございました。
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