MVPは稲葉。
2006年のプロ野球日本シリーズ。
北海道日本ハムファイターズが中日ドラゴンズを4勝1敗でやぶり、日本一となった。
MVPに選ばれたのは、稲葉。
ん~、いい名前。いい響き。
(あほかっ!)
今日は旅館の宴席でのご挨拶の際に、「あっ、私、旧姓が稲葉なんです!!!」と親近感を感じてただけた女性がいた。日ハムの稲葉ではなく、自分の名前に反応してくれた。名前が一緒というのは、やはりなにか話したくなるもの。
そりゃMVPにもなれば、ちょっと盛り上がりたくなる心境で・・・ちょっと稲葉姓のひとがみんな手を叩いていたのかなあと、勝手に想像していた。
実は日本ハムにはちょっとした思いもある。
大学を出て、2年間お世話になった東京ドーム。もちろん当時は、日本ハムのホームグラウンド。
当時の巨人は、松井・清原全盛で、日本ハムは、やはり影が薄かった。シートはいつも空席。
たまたま自分が見ていた試合で、活躍したのが駆け出しの小笠原選手。当時は誰??っていう程度だった。
それが今では球界を代表する選手。
そして3年前の北海道移転。
それより以前に、自分とはいろいろなご縁もあり、仕事でもお世話になった上司が札幌ドームへ転勤していたこと。そのために、これから札幌ドームが、北海道が、日本ハムがどうなるかなあ??は結構な関心事であったのです。
それが3年目にして、日本一。
もちろん今日引退した新庄選手の功績は大きいのですが、満員の札幌ドーム、稲葉が打席にたては震度3のジャンプスタイル、町をあげての応援!!!
たった3年とは思えないすごい地域活性プロジェクトとして、ファイターズが一役も二役もかっている。
中日が負けたからとか、巨人の低迷が目立つからというよりは、明らかにパリーグの集客力や話題性が目立った一年だったように思う。
サッカー人気に押されて・・・という意見もあるが、WBCにはじまり、交流戦、ポストシーズン。
プロ野球が久しぶりに面白いと感じる一年になったような気がする。
新庄の童心に帰ったような楽しそうにプレーする姿をみて、SHINJOYと文字った楽しむことをわすれちゃ駄目だなぁと、また思い出した。
ワクワクするみんなで盛り上がる、そんなまちづくりしなきゃ、ね。
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