日経新聞県内版
明日からの日経新聞の県内版に、舘山寺温泉を取り上げていただけるようです。
今年は開湯50周年ということで、連日記念事業の会合を開いています。
いろいろな記念事業のやり方があるとは思いますが、自分が掲げた記念事業の目的は、なんといっても全員参加、市民参加、自分でつくる50周年!なのです。
表向きのキャッチコピーにはなっていませんが、誰かがやってくれるまちづくりなんでありません。
がんばった人が損をする、貧乏くじを引いたみたいな事業だったらやる必要なありません。
すべてはそこにいる自分たちが、思いを議論し、今を考え、将来を夢見て、時間と労力と貴重なお金をかけて取り組むものなのです。
とかく、観光振興やイベント事業は、当日の集客や経済効果が成否の判断となり、いまでは行政の事業や、調査事業ですら、民間的な発想とやらを間違って導入しすぎて、結果ばかりを求められることが多いでしょう。
もちろん観光事業者としては、お客さんがきてナンボ、お金が儲かって初めて成功な訳に違いはありませんが、まちづくりという観点では、それだけで短絡的な議論や結果を求めては未来がないのかもしれません。
日経新聞の記事がどんな風に書かれるのかは、期待と不安と入り混じっていますし、それが当事者や購読者の目にどう映り、どういう反響があるのかは、検討がつきませんが、少なくともこれまでとは違った何かが、少しずつではありますが、間違いなく動き出していることに違いはありません。
みんなが動きだせば、この街も、浜名湖も、浜松も、もっともっと魅力的になっていくことでしょう。
原油、燃料、原材料・・なんでも高騰するなか、宿泊代だけは下げないと売れない、下げても消費が鈍っているこのご時勢で、結果を出すのは本当に厳しい課題です。みんなが動き出したら、いよいよ結果を出せる次の仕掛けをはじめようと思います。
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